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2011/01/17

沈みゆく島 R水素で救え! R水素が記事になりました。


エネルギーシフトを考えるデータバンクのブログにレポートしたものを転載します。
http://staff.energy-shift.org/2011/01/448
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昨年の秋、トランジション鎌倉のサロンでR水素について話をしていただきました。
そのR水素をすすめるR水素ネットワークのツバルプロジェクトを紹介する記事が
1月3日、産経新聞に、掲載されました。
見出しは、「沈みゆく島 R水素で救え」
この地球も宇宙に浮かぶ島と例えることができます。
今、ツバルか海面上昇で沈む危機にあると言われていますが、私たち人類も
環境問題、戦争などで危機的状況にあると言われていますね。

RとはRenewable Energyのことです。
日本では再生可能エネルギーと訳されます。
R水素ネットワークのWEBでは、「無尽蔵の自然エネルギー」という使われ方をしています。
R水素は、どこにでもある水を電気分解して、水素を取り出すことで、
電気を蓄えたり、水素バスを走らせたり、アンモニアを作ったり、というアイディアです。

デンマークのロラン島という島や、ハワイで実際に使われています。

 【環境問題】ツバルでクリーンエネルギーの“地産地消”を NGOが小学校で「R水素」利用計画

 本文記事
 http://sankei.jp.msn.com/life/environment/110102/env1101021801000-n1.htm
 http://sankei.jp.msn.com/life/environment/110102/env1101021801000-n2.htm
 ツバル写真
 http://sankei.jp.msn.com/photos/life/environment/110102/env1101021801000-p1.htm
 R水素システム イラスト
 http://sankei.jp.msn.com/photos/life/environment/110102/env1101021801000-p2.htm

☆国際NGO・R水素ネットワーク
「水から生まれる、幸せのエネルギー。」 http://rh2.org/

ツバルの情報は http://www.tuvalu-overview.tv/

水素は元素番号1番で全ての生命の源です

宇宙空間の物資の約75%が水素といわれています。
水(H20)  や化石燃料(炭化水素 都市ガスCH4 プロパンC3H8 石油C8H18) から取り出す必要があります。
それではどうやってつくるかですが
ちなみに石油会社やガス会社が宣伝している
エネファームは石油や都市ガス(CH4)、プロパン(C3H8)
化石燃料(炭素と水素の化合物炭化水素 )から水素取り出しています。
こちらはRenewableではないのでRじゃない水素です。
すでに国内に6000軒の家庭に入っています。
http://www.youtube.com/watch?v=tl3o2-b0Paw 150軒のRでない福岡水素タウンもあります。 http://response.jp/article/2009/03/16/121808.html 国内にはRでない水素ステーションが12カ所あります。 http://www.jhfc.jp/station/ 実はすでに、水素は未来のエネルギーではなく エネルギーとして実用できるレベルにあるということですね。
R水素はどうやってつくるのか
その前に最大限の努力をして省エネに取り組む必要があるという前提ですが。
①電気をつくる(地域に応じた多様な自然エネルギー、太陽光、風力、温泉、地熱、海洋など)
②余剰電力で水 (H20 )を H2とOに分離する
③H2をタンクに貯める
④H2とO で水と電気に戻す       

R水素にも技術的な問題はあります。
現在の技術基準では変換する際に熱が出るのでそのためにロスが出ます。
R水素ネットワークの話では現在の技術では元の電力の半分くらいが電気や熱として使えるそうです。
なので効率の面でいうと電気をそのまま使えれば使えたほうがいいでしょう。 ただ電気をそのまま使用しても送電ロスなどもあります。 原発は青森で発電して東京に送電していますね。 さらに燃料のウランはオーストラリアで採掘して、濃縮はアメリカで行っていたりします。 石油も中東や南米だったりと、運ぶのにエネルギーを使っています。 水素にかえることで、捨てていたエネルギーを貯めておけたり、電力だけでなく車の燃料やガスとして使えます。 R水素社会になったら、ソーラーパネルでつくった電気を電力会社に売らずに家庭で貯めれるかもしれません。 地域で作ったエネルギーを地域で循環することが、できる可能性がありそうです。 もちろん、ソーラーパネルも風車も、他の地域の資源を使って作っているので、エネルギー効率を きちんと調べる必要はあると思います。 地産地消のエネルギーへ、自然エネルギー+R水素という組み合わせをR水素ネットワークは提唱しています。
地域で作ったエネルギーを選べる社会がくる。考えるととってもワクワクします。
まずは、”R” Renewable Energyをどうやって、つくるかを考えたいと思います。
R水素のフライヤーはここからダウンロードできます。 http://rh2.org/rh2_pdf/
さらに詳しい情報は
2分でわかるR 水素社会 http://bit.ly/4f9WSV
R水素が世界を変える10の理由 http://rh2.org/chapter01_03/ http://rh2.org/
文:森野あ

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