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2011/02/28

かわさき市民共同おひさまプロジェクト2号機  設置記念イベント 田中優さん講演会「おひさまパワーをあなたに!」

同じ神奈川県内の川崎でのエネルギーシフトの話です。
かわさき市民共同おひさまプロジェクト2号機
 設置記念イベント 田中優さん講演会「おひさまパワーをあなたに!」
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 ・日 時:2011年3月3日(木)18時30分~20時30分
 ・会 場:高津市民館(ノクティ2丸井ビル12階)ホール
          JR南武線武蔵溝ノ口・東急田園都市線大井町線溝の口駅、下車3分
 ・参加費:無料(お申込不要、直接会場にお越し下さい)
 ・プログラム:
   市民の募金により川崎フロンターレ麻生クラブハウスに太陽熱温水器を設置、2月7日より試運転開始です。
   みんなでお祝いしましょう!
    ・挨拶(予定:阿部川崎市長、武田フロンターレ社長)、司会:有馬隼人
    ・ビデオ上映(2号機完成の現地の様子や選手のみなさんからの感想)
    ・講演会「おひさまがつくる私たちのエネルギー!」
      講師:田中優さん(環境ジャーナリスト)
          

 ・主 催:かわさき市民共同おひさまプロジェクト
       (NPO法人アクト川崎・かわさき地球温暖化対策推進協議会)
 ・後 援:川崎市・川崎市地球温暖化防止活動推進センター
 ・協 力:川崎フロンターレ
 ・問い合わせ:NPO法人アクト川崎
          メール act.kawasaki@gmail.com 
          tel&fax 044-422-7343


【呼びかけ】3/4緊急院内集会「中国電力による上関原発の工事強行を止めるために」

上関どうするネット

が主催で3月4日(金)に国会、衆議院議員第二会館で上関原発の建設計画についての
院内集会が開催されます。
「たいよう講」も呼びかけ団体として、みなさまに声かけさせていただきます。
当日、数人のメンバーが参加予定です。

http://kaminoseki.blogspot.com/2011/02/34.html


3/4緊急院内集会「中国電力による上関原発の工事強行を止めるために」

上関どうするネットが事務局をつとめている、3月4日に開催される緊急集会についての告知です。どなたでもおこしいただけます。当日は、開始時刻前から衆議院第1議員会館の玄関に係の者がおりますので、通行証をうけとってお入り下さい。誰もいない場合には、受付で「上関の集会に出たい」と言って係の者をよんでもらってください。

上関どうするネットへのメールでの連絡は dousuru_net@mail.goo.ne.jp へ。

* * *

緊急院内集会のお知らせ
中国電力による上関原発の工事強行を止めるために

2月21日から山口県上関原発の工事が強行されています。原発予定地で抗議を続ける祝島島民と支援の人たちを強制的に排除し、多数の台船を動員して取水口予定地付近に石や砂を落としはじめました。予定地には、たくさんの絶滅危惧種の生物が生きています。カンムリウミスズメもスナメリもクロサギもいて、多くの学者や自然を愛する人々がこの海を埋めることに反対し、祝島の人々は29年間も反対運動を続けています。

建設計画の発表から29年、すでに社会も経済情勢も変わり、電力需要もなくなりました。原発建設とひきかえに、この貴重な海を破壊してしまって良いのか。それを問うために私たちは緊急院内集会を開きます。

集会では、工事強行の現場で取材された鎌仲ひとみさんに映像を含め、現地の様子を伝えていただきます。国会にこの状況を伝え、計画をみなおすため、ぜひこの集会に参加してくださいますようお願い申し上げます。

院内集会開催概要

日時 3月4日(金)11時~12時15分(多少の時間延長は可能)
会場 衆議院第1議員会館 地下1階大会議室

プログラム
1.上関原発予定地から現地報告
11:05 上関原発の建設計画概要と問題点(原子力資料情報室)
11:15 工事強行に対する抗議行動(現場取材報告/ビデオ映像) 鎌仲ひとみ&らんぼう
11:35 現地からの報告(祝島島民の会から/カヤック隊から)USTで中継
11:40 現地応援者報告

2.各界からの応援メッセージ
11:45 国会議員の皆さんから
12:00 その他の報告(以下、交渉中)
    日隅一雄/弁護士(山口地裁判決について)
    山下博由さん/(生態系への工事の影響)
12:10 今後への提案
12:15 終了(予定)

呼びかけ団体:上関どうするネット、原子力資料情報室、グリーンピース・ジャパン、福島老朽原発を考える会、ふぇみん婦人民主クラブ、大地を守る会、海と風と光の会、プルトニウムフリー、鎌倉市民フォーラム、R水素ネットワーク、かまわ、トランジション鎌倉、トランジション葉山、ミツバチと鎌倉の仲間たち、たいよう講、「ミツバチの羽音と地球の回転」の上映を広める会 鎌倉・逗子・葉山・横須賀支部、(2/28現在)

後援(打診中):週刊金曜日、デイズ・ジャパン
事務局団体 上関どうするネット
連絡先 03-03357-3800 (原子力資料情報室気付 担当伴、永井)

2011/02/21

【レポート】「地域のエネルギーとお金を地域と地球に活かす」フォーラム

仲間数人で、第14回サス研フォーラム「地域のエネルギーとお金を地域と地球に活かす」フォーラムに参加してきました。
環境エネルギー政策研究所 特定非営利活動法人(ISEP)と
法政大学サステイナビリティ研究教育機構に「エネルギー消費地」の都市と「再生可能エネ
ルギー生産地」としての地域との関係を考えて再生可能エネルギーを進めていくためのフォーラム。
モデレーターはISEPの飯田哲也さん。
法政大学サステイナビリティ研究教育機構長の船橋晴敏さんから開会の挨拶で、地域間連携は多面的で最先端の研究課題で
あるという話。
続いて独立行政法人科学技術振興機構(JST)の岡田久典さんの講演。
地域に根ざした脱温暖化と環境共生とは、第二種社会実験とは今までの国からではなく地域からなかから沸騰。
今までは研究をすすめるための実験が多かった。今後はセカンドオピニオンが情報を提供するようなシステム。

続いて報告で、九州大学地球熱 江原幸雄さん、法政大学サスティナビリティ研究教育機構 舩橋晴俊さん
名古屋大学教授 丸山康司さん、ISEPの飯田哲也さんから報告。
江原さんからは、GISというソフトをもちいて地域のエネルギーのポテンシャル評価について。
それによる、北海道、東北の風力、小水力、太陽光のポテンシャルは民政部門の電力需要を大きく上回り
あまった電力を東京都に販売するなどが地域連携の可能性がある。

舩橋さんからは、地域金融の現状とプロジェクトの可能性。
地域のお金を生かすことがなぜ大切か
地域格差の縮小が「地域間連携による再生可能エネルギー普及の重要課題。
→外部資本が各地域で事業を営み、利潤は本社所在地へ還流する(植民地型開発)
再生可能エネルギーの普及に対して補助金への依存が中心で、環境金融へのウェイトが低い。
銀行は各地域に回すお金はあるのか
【全国銀行協会によると】2010年末の預金残高 564兆円、貸出残高、416兆円。預金と貸出差額、148兆円。
→お金あるんですね。回っていないだけで。
青森には風車が190基あるが、県の会社によるものは5%、核燃料サイクルの施設が多く、お金を受け入れて核廃棄物を
受け入れる不健全。ゴミの負担による地域格差がある。
日本の金融の問題点としてプロジェクト・ファイナンスの欠如、事業内容を評価して融資の是非を判断する姿勢が弱い。
このことは公共事業全般に広範にみられるのでは。
再生可能エネルギーについて、大手の企画は融資を受けられNPOの企画は拒絶
どのように改革すべきか
独立の事業を評価する外部機関の設立と認証、第三者による債務保証、担保提供の仕組み、再生可能エネルギーについての
キャッシュフローを確定する制度などがが必要ではという話でした。

丸山さんからは社会受容性を踏まえたプロジェクトの進め方の提案
風力発電の普及と懸念事項、鳥類・生態系・景観・騒音などへの懸念などから
リスクについて、多様なステークホルダーと問題点、社会的に適正な事業のあり方。
公正性を実現する社会的ルールで、英国での事業者、地域住民グループ、自治体等意思決定者を対象とした
チェックリスト、合成形成手法として再生可能エネルギー優先地域、
再生可能エネルギーアクト(デンマーク)風力の85%を住民が所有。
相乗効果と波及効果、総合一次産業の可能性、経験の共有といった話がありました。

飯田哲也さんからは、再生可能エネルギー開発のための資金の流れについて、「緑の分権改革」
知が必要、地域に根ざした普遍的なもの、
新しい公共としての地域の核と下流側(社会モデルなど)について、なかまづくりや知と経験の蓄積で身の丈にあった
プロジェクトで発展していく、上流(技術開発)より、下流(社会モデル)が重要
各地域にハブや拠点が増えていく、覚悟を決めた人。
いろんな地域で動きがある長野 信州自然エネルギー、高知、徳島、秋田など。
→いろんな地域の動き知りたい、

環境省から、再生可能エネルギー地域推進体制構築事業を来年度実施予定。まだ予算が決まってないから決定ではない。
地域が主体となり全国で5地域程度公募し、事業化のためのコーディネートを行う。
→鎌倉や逗子で立候補できないだろうか?

東京都から、東京都が消費電力が大きく減らすべき、メキシコのカンクンでの会議で世界のCO2を25〜40%削減という話に
なったが日本政府にまかせていたらすすまない、東京からリードしたい。
→力強い意見、東京都注目です。他の地域の役所に聞かせたいです。

第二部は 総合討論「地域間連携に関連する多面的な取組みをどう具現化するか」
後半あまりメモをとっておらず、、、、
とくに気になったのは「地域の場づくり・核づくり」
プロジェクトと仕組み 合意形成、同時並行で地域の場と核を作っていく。
Facebookなど「知」の共有化。コモンズ、オープン。新しいグリーンなベンチャーを。
スウェーデン、スペイン、ヨーロッパ各地情報が共有
エネルギーシフトは社会を変えていく場、失敗も成功も共有し、地域の中にも外にもグローバルで開かれた方法。

感想;エネルギーシフトの鍵は、従来の閉鎖的で情報を隠したりといった原子力産業に代表されるような形から
オープンでコモンズなど技術や仕組みを共有する仕組み、そして地域と都市など格差のある社会から、公平な社会への
シフトにあると思いました。
さまざまな立場の方は、立場をこえて再生可能エネルギーをすすめて持続可能で公平な社会を目指す強い気持ちを
感じられたフォーラムでした。
ありがとうございます。

2011/02/18

飯田哲也さん地域エネ事務所のお話 + シンプルでホリスティックソリューシ ョンのR水素の話

たいよう講の仲間が寄稿してくれたメールを紹介します。


ご一読いただければと思います。


 飯田哲也さん地域エネ事務所のお話 + シンプルでホリスティックソリューシ ョンのR水素の話


ppppppppppppppppppppppp
(前略)
・自然エネルギーと地域づくり

 自然エネルギーは、地域づくりに大きな貢献をする可能性を秘めている。
 第1に、自然エネルギーの建設と運転が、地域経済にプラスをもたらす。小
さな効果と思いがちだが、そうでもない。一例を挙げると、秋田県で風力発電
を1000本建設する構想がある。仮にこれが完成すると、その電力の売上げ
は、昨年の秋田県の米の出荷額(約800億円)に匹敵するほどだ。
 第2に、現在、ほとんどを地域外から買っている電気や灯油などで流出して
いる地域の資金が地域に留まる。その金額も、例えば人口1万人で年間数十億
円に達し、けっして少なくはない。その地域に留まる資金が、地域に仕事や雇
用を増やすことに貢献する。
 こうしたことから、総務省が昨年度の緊急経済対策の一環で、自然エネルギ
ーを軸とする「緑の分権改革」を立ち上げて、全国の地方自治体で取り組みが
始まっている。
 ただし地域には、自然エネルギー以外のさまざまな「資源」が不足している。
とくに、そうした自然エネルギー事業を立ち上げる人財や資金が欠けている。
じつは、地域には十分すぎるほど資金がある。たとえば青森県の地域金融だけ
で2兆円規模の資金が、貸し出しに回らず、地域外や海外の債権、もしくは国
債に回されており、地域に投資されないことが課題だ。
 たとえば青森県には200基近い風力発電があるが、地域資本のものはわず
かに3本しかない。それ以外は中央資本の風車であるため、せっかくの地域エ
ネルギー事業の利益が、地域外に流出することになる。
 とはいえ、地方自治体や三セクの事業は、非効率性や無責任が心配される。
そこで、デンマークで「自然エネルギー100%アイランド」を実現した「地
域環境エネルギー事務所」という社会モデルが注目されている。行政と地域団
体と住民が協力して設立する地域の自然エネルギーを事業化・社会化する「新
しい公共」のモデルとも言える。「緑の分権改革」が目指す一つの社会モデル
でもある。

「聖教新聞」2010年9月6日、10月4日号、10月18日号掲載

                       飯田哲也(ISEP所長)


hhhhhhhhhhhhhhhhhhhh22222222
こんにちは
R水素のハルです。
この情報が多くの方々の広がりますように転載転送歓迎です。

沢山の方々の強力な原発反対の強力なデフェンスに敬意を表します。

そしてさらに同時にアグレッシブな知識や情報を持って
建設的な意見を提案をして行く必要があるとおもいます。

というのも電気だけの問題だけでなく石油や燃料などのエネルギー全ての問題です。

シンプルだけどホリスティックソリューションです。

R水素を広げる活動をしていて

よく言われる事が「まず再生可能エネルギーをひろげてからですね。」
と言われるのですが、

いや!R水素は再生可能エネルギーなんですよ!」

「え!」

「それも究極の再生可能エネルギーなんですよ」

今までは電気をためておくという考えがなかった
ので需要のピークのときにあわせて発電能力を
あわせていく重厚長大の発電設備や原発が必要だと
言うのが電力会社の言い分になっています。

エネルギーをためるという考えで

「現在この瞬間も使われずに無駄になっているの自然エネルギーの余剰電力」
を水を電気分解して水素でためておき必要に応じて電気や車の燃料として
あるいはガスの代わりとしてもつかえます。

 発電量よりも需要が少ないときは水素で貯めておくことで
 逆に発電よりも需要が多いときに水素で発電、


需要のピークにあわしての大きな重厚長大な発電設備は必要なく
平均化させます。設備過剰にならないようにできます。

faqel9.gif 年負荷率=1年間の電力使用量÷1年間の最大電力分

faqel9.gif
ちなみにちょっと古いデーターですが
2004年の電力会社の年負荷率60%くらいですから40%くらいが設備過剰です。

農業で例えるとキュウリやナスは食べきれないほど、
わさわさとできるじゃないですか
それをそのままだと腐ってもったいないですよね

ひと手間加えると醗酵食品やトマトのソースとして保存食になります。
あるいは魚などもたくさん採れたときは干物にしたりして

保存することで必要なときに使う事で人類が生存してきたわけです。
それと同じように自然エネルギーを保存する。

現在、バッテリがありますが、時間が経つと劣化する。
危険物が使われる。大容量の保存ができない
時が経過すると買い替えが必要。

水素はタンクさえあれば永遠に劣化しません。

今まで語られていた再生可能エネルギーは
「社会に男性しかいないようなお話で」
すべての生命の源の神様元素といわれている
「女性的な水素」が語られていなかったのです。

つまり男性しかいない社会なんて
「信じられないくらいつまんないじゃないですか」
反対に女性しかいない社会もそうですが!

男と女が出会う事で彩りの鮮やかな社会ができるように
そしてお互いが補い合ってまるで結ばれるように

ここがRでロマンチックなH2のブレークスルーが起きるのですね。

それが『RH2」→「R水素」です。

アクエリアスの時代。。。。。R水素

さらに、どなたでも
R水素ストーリーがお話をできるようにWEBにアップしました。
http://rh2.org/story/


Love and Blessings,
ハル

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たいよう講の定例の学習会と妄想会

2月16日、たいよう講の定例の学習会と妄想会はOMソーラーについて学習しました。

OMソーラーを取り入れたメンバーのご自宅にお邪魔しました。
夜19時からでしたが、冬でも部屋が暖かかったです。

OMソーラーについて詳細は自然エネルギー研究所のWEBを見ていただけたらと思います。 http://www.passivedesign.com/

なお、今後の学習会と妄想会の予定は以下のようになっています。

3月16日(水)19時〜 
 R水素について再び学ぼう
 R水素ネットワークの浅倉彩さん講師で学習会と妄想会 
 場所 逗子文化プラザ予定

4月20日(水)
19時〜 
 ひらつかエネルギーカフェ の田中さん講師で学習会と妄想会 
 場所 鎌倉